ギックリ腰について

ギックリ腰とは
ギックリ腰は、全身の筋疲労が限界を越えて筋筋膜が捻挫をおこした状態だと捉えています。特に注目したい筋肉は、大腰筋とか腰方形筋です。
この筋肉は、身体をうごかしたとき、その動きを安定させるはたらきをしています。
- 大腰筋:背骨・骨盤・股関節をつなぎ留めて安定させます。
- 腰方形筋:肋骨・背骨・骨盤をつなぎ留めて安定させます。
痛みの原因が筋疲労ではなく、神経性の場合(座骨神経痛、脊柱管狭窄症、ヘルニア等)は施術を避けます。
疼痛誘発動作にかけて、筋肉に原因があると判断した場合のみ施術に入ります。
また、痛みが激しくてベッドに横になれないときは、椅子に座った状態で始め、少しずつ筋肉の緊張が取れて痛みが減ってきたら横向きに寝てもらって施術を進めます。寝た状態では、主に臀部と肩甲骨周りを緩めていきます。
施術後、痛みが軽くなっても、できるだけ安静を保つように勧めています。
念のため、湿布薬を貼る場合もあります。