五十肩、一回目で45°UPの回復!
江東区にお住まいのKMさん、50代、男性
初めて来られたKMさん。3か月くらい前から左肩が痛くて上げられなくなったとのこと。検査してみると、前方挙上はほぼ水平止まり、外転はわずか45°しか上がらない状態でした。
まずは、疼痛誘発動作で痛みを引き起こしている原因筋を探ってゆきました。
肩~腕にかけて調べると、主に Deep Front Arm Line の母指球筋、腕橈骨筋、上腕二頭筋、、小胸筋で反応がありました。
Deep Back Arm Lineでは棘上筋、小円筋が 反応し、Superficial Back Arm Lineでは、三角筋 、外側筋間中隔が反応しましや。
更に全身を触診していくと、特に背中側の起立筋、殿筋、アキレス腱、足底腱膜などの主な筋肉がすべて硬直しているような状態でした。
うちのお客様の中でも、トップクラスのコリ具合です。これでは、肩腕だけいくらリリースしても肩の可動域は変わらないだろうと思い、まずは、殿筋~ハムスト~アキレス腱を緩めることにしました。
Back line全体がある程度緩んできたので、次は腕~肩に取り掛かりました。
一通り、筋・筋膜を緩めていったあと、最後に心膜の調整もやりました。
結果として、肩挙上は45°増加、外転もほぼ水平まで回復していました。
Mさんの肩の痛みは、主にBack line全体の筋肉の硬直からきているのではないか、という印象でした。
運動も全くやっていないとのことでしたので、ウォーキングや水泳をして、固まっている筋肉を出来る限り動かしましょうとアドバイスさせて頂きました。