五十肩の回復に要する期間
江東区在住のSさん 40代 女性の場合
今日で3回目の来院のSさん。約3か月前から急に肩が痛くて腕が挙がらなくなり、2週間前に初めてうちに来られました。
まず、全身を触診してみたところ、全身が強張っていて、五十肩の治療というよりも全身を緩めることに殆どの時間を費やすこととなりました。
特に臀部~ハムストにかけてのコリは相当なものでした。
そして、腰回り、肩甲骨周りも少し押しただけで “痛っ”と声が出るほどの凝り方です。
疼痛誘発動作に引っかかったのは、腕のフロントアームラインとバックアームラインだったので、筋膜リリースでじっくりとトリガーポイントを緩めてゆきます。
施術後、挙上角度、痛みの変化をチェックしてみると15度くらいは挙がるようになったので、ご本人は大変喜んでいました。
痛みが相当に辛かったのでしょうね。同時に、治る!という希望も湧いてきて、表情が随分明るくなっていました。
帰り際、一週間後に次の予約を入れていただき、再び施術に臨んだところ、臀部~ハムストの強張りはすっかり戻っていて初回と大きな変化は見られませんでした。
そして、またその一週間後来ていただき触診したところ、今回は臀部~ハムスト、背中、肩甲骨周りが初回と比べると格段に強張りが減っていて良い状態になっていました。特に肩甲骨は、初め背中からはがせない程硬直していたのに簡単にはがせるように変化していました。
施術後、挙上角度を見てみると初回と比較すると45度くらい回復していました。
このペースでいくと、6回通っていただければ、ほぼ真上にまで挙がりそうな予感です。
また一週間後が楽しみですね!とお互いに言って、お見送りしました。