肩から腕の痺れ
江東区在住のKさん、60代 男性 美容師
長年、美容師として働いてこられたKさん。最初来られたときは、全身が長年に渡って蓄積した疲労で満たされていて
毎日、身体を酷使してきたことがすごく伝わってきました。
自覚的な症状としては、右腕の痺れと痛みでした。
それから腰にもハリ感がありました。
仕事中、中腰になったり無理な姿勢で挟みを使っているのが原因だと思われます。
腕の痺れは、毎日手も腕も酷使しているのでなるべくしてなった感じでした。
まず、疼痛誘発動作で全身の原因の箇所を調べてみることに。
反応したのは、斜角筋、肩甲胸郭関節、広背筋、腰方形筋、大殿筋。
とにかく、全身が強張っていたので、初回はそのコリを少しでも取り除くことに集中しました。
二回目、三回目と徐々に身体の強張りが消えていき、いい状態に変化してゆきましたが、痺れは残ったままだったので、更に疼痛誘発動作でチェックすると、上腕二頭筋、三頭筋、頸長筋、頸椎7番脇で反応があったので、そこを重点的に緩めてゆきました。
特に、首周辺の筋肉を押圧すると手に痺れの反応が出るので、ここが最大のポイントだと思いきっちり緩めてゆきました。
その他、腹横筋、中殿筋にもハリ感が出ていたので、誘発動作には反応しませんでしたが、影響はしているだろうと思いそこも入念に緩めることに。
施術後、だいぶ痺れも取れて来たとのこと。
次回は、更に改善できるよう頑張ります!