建築作業に伴う腰痛② 車のシートが原因かも?
江戸川区にお住いのTさん、30代、建築業
前回来られてから、だいぶ調子良くなって仕事を頑張ってたら、またちょっと腰に来てしまったらしく3回目の来院となりました。
腰がやはり張ってしまっていたので、腰回りを中心に緊張を緩めてゆくことにしました。
膝も少し痛みが出ていたのですが、恐らく腰の張りが原因だと思ったので、膝には敢えて触れずに腰だけに集中しました。
話をしていると、早く良くなって自分より若い従業員たちに負けずに、腰の心配をせずに思いっきり身体を動かしたいという思いが強いんだなあと思いました。
前回同様、大腰筋、広背筋、腰方形筋、大殿筋、内側クロスポイントを筋膜リリースで緩めていきました。
原因と思われる筋肉は全て緩めた後、腰椎の両側の起立筋がまだ痛みが残っていたので、レイキヒーリングを用いて労宮というツボからレイキエネルギーを痛みの箇所に流してみると、痛みは消えてゆきました。
起立筋に炎症が起きている可能性もあると思い、キュウレイ根という特製の湿布薬をサービスしました。炎症にはホントに良く効くので助かります。
前回気になっていた、車のシートの形状が身体に合わず、腰痛の原因になっているのではという疑問から、車のシートに何か硬くて平たい形状のものを敷いてみたら、と提案したところ、さすが建築屋さんだけあって、頑丈だけど座っても痛くない材質のものがあったので早速シートに載せて座って運転してみたら、全く腰に負担がかからず、すごい楽になったと大変喜んでいました。
やっぱりそうだったか、と思い、これで必ず良くなっていくだろうと確信できました。
一人ひとり、背骨のカーブは違っているので、シートのカーブに合う人の方が少ないのが実態ではないかと思います。
どうして、これが問題にならないのか不思議です。
腰痛持ちの人には、問診のとき必ず車のシートのことも確認しようと思いました。