わたしが整体師として生きる理由(わけ)⑥

あなたは、沈没する運命の船に、知らずに乗り込んでしまったとき。
あなたは、その船と運命を共にするか、それとも沈む前に脱出するか?
こう問われたら、誰でも後者を選ぶでしょう。
しかし、次のような条件が加わったらどうだろうか?
もし、この船が大事なものを運んでいたら、、、。
守らなければならない大切な人々を乗せていたら、、、。
沈む前にほんの少し時間が残されているとしたら、、、。
そして、実はあなたは、大事なもの、大切な人々を救出するというミッションを授けられ、しかし、記憶喪失となり、全てを忘却したまま船に乗り込んでいたとしたら、、、。
この設定を用いて、無限回廊のシステムを考察すると、、、。
無限回廊の罠は、果たすべきミッションを忘却したまま渦中に投げ出される点にあります。
しかし、ミッションを果たさなければ不合格となり、再び同じテーマを抱いて、異なる条件、異なる時代、異なる環境の中に投げ込まれる。
合格するまでこの繰り返しから脱出できない。
この無限回廊を突破するには、この同じ繰り返しを見破らなければならない。
人生の中で、折り返し地点を越えたあなたなら、既に何度か同じ繰り返しを経験してるでしょう。
最初は偶然で片づけていても、何度も同じ繰り返しに遭遇すればいくら鈍感でも、やがて気づくことになる。
極端な形で、無視できないダメージをあなたに与える設定の方が見破りやすいでしょう。
to be continued.
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