わたしが整体師として生きる理由(わけ)⑨

2014年、私は自分を無限ループに閉じ込めていた負の情動をついに突き止めた。
人生の中で繰り返し表れていた壁と、その繰り返しを引き起こしていた負の情動が露わになったとき。
閉じたループを確かに突破した衝撃が訪れた。
無限回廊が全貌を表し、俯瞰された瞬間、カンダタの姿が自分と重なり一致した。
あの時も、あの時も、、、そう、あの時もいつもこの情動が私を突き動かしていた。
走馬灯のように夥しい光景がフラッシュバックしていった。
同時に新たな道が私の前方に伸展していき、半年後、私は整体院を開業していた。
終わりの始まり
一つの物語が終わり、新たな物語が始まる。特別な話ではなく、市井の一人の人間が織りなす平凡な物語。
しかし、他の誰にも代わることのできない唯一無二の物語。
今、新たな変動が目前に迫っている予感を感じつつ、ここで一旦終了致します。
PS ”わたしがここで生きる理由”が明らかになるのは、まだ暫し先のようでした、、、。
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