整体師のセルフメンテナンス① "かぶり"について
”かぶり”とは?
整体師をやっていると、”かぶる”ことがよくあります。”かぶる”というのは、施術中に、患者さんの身体に溜まったマイナスのエネルギー(邪気)が、施術者の方に移ってくる現象のことです。
どうしてそのような現象が起こるのか解明されていませんが、エネルギーは、普通高いところから低いところへ流れるのが自然と思われます。
施術者の体調が悪かったり、具合が悪い箇所があったりすると、その部位のエネルギーが低くなり、そこに邪気が流れ込むのではないかと予想しています。
実際、私自身の体験からしても、疲労が溜まっていたり、身体に不調な箇所があるとかぶりやすい傾向にあります。
また、患者さんの状態がかなり悪く邪気を大量に溜め込んでいると、エネルギーの内圧が高くなるのか、かぶる確率は更に高くなります。
実際、かぶってしまったときの症状は、どんな状態かと言いますと、個人差はあると思いますが、私の場合は、邪気が心臓の上の大動脈辺りに溜まってしまい、げっぷが出そうな状態と言えば分かりやすいでしょうか。
言葉で表すのは難しいのですが、結構苦しい状態が続きます。
対処法は?
治療家とかマッサージとかされている方の中には、少なからずかぶる体質の方がいて、悩んでいる方も多いとお聞きしています。良い対処法があればいいのですが、今のところ、万能の処方箋はないようです。
以前、私は、気功も習っていて、そこの研修所では、結界を張って邪気からみを守る方法を教えて頂きましたが、私には、あまり効果がなかったようです。
結局、対処法としては、げっぷと一緒にその邪気を吐き出す、ということくらいしか思いつかず、かぶってしまった後は、炭酸水を一気に飲み、強制的に勢いよくげっぷをして、邪気を吐き出すようにしています。
これだけでもかなり楽になります。
他にもいい方法があれば、是非ご教授願いたいものです。
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