ただの腰痛かと思ったら、坐骨神経痛?

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江東区にお住まいのNさん、50代、男性の場合

一週間前に腰痛で来られたNさん。

前回は、施術終了後に「腰が軽くなり、痛みも減りました。」と言われて帰ってゆかれたので安心していたのですが、、、。

今回来られて、開口一番「まだ何か調子悪くて、前回よりも悪くなったような気がする。施術受けなかった方がよかったかもしれない」と、まさかの一言!

少し焦りながらもう一度よく症状を確認してみると、本当に違和感のある場所は前回聞いた場所とは違って、どうも梨状筋辺りが痛いとのこと。そして、ふくらはぎに痺れるような症状も。

ここに来てやっと、これはもしかして座骨神経症かも?と思い至りました。

おそらくNさんは前回、自覚症状のうちのほんの一部だけを訴えたのでしょう。今回は腰椎周辺の痛みがなくなったことにより、本当の違和感のある場所がはっきりと分かってきたため訴える場所が変わったのだと思います。

施術の方向性がはっきりしてきたので、まずは殿筋全体を緩ませてゆきました。そして、梨状筋が一番緩ませやすいポジションにセットし、筋膜リリースで梨状筋を緩ませてゆきました。

硬かった梨状筋が緩んできたころ、Nさんが違和感がかなり減ってきた言われたので、次は痺れが出ているふくらはぎに取り掛かりました。

ヒラメ筋を緩めたり、足底筋膜をマッサージしてアキレス腱の緊張をほぐしたりと、Superficial Back Lineを中心に緩めてゆきました。

施術後、状態を確認したらすごく軽くなったとのこと。

思い込みで判断せず、様々な可能性を考えながら施術に臨まなければ、と思った次第です。