膝治療テクニック

膝の痛みに対してどんな施術をするのですか?

これまで膝痛の原因やメカニズムを数回に渡って述べてきましたが、今日は具体的な治療テクニックについて語ってゆこうと思います。

殿筋群

膝の痛みに対して最も関係している筋肉・部位と言えば、やはり骨盤の開きを起こしている殿筋群や股関節に付着している筋肉・靭帯であり、これらの調整が必要となります。

具体的には、

  1. 仙腸関節の調整
  2. ハムストリングス
  3. 大殿筋
  4. 仙結節靭帯
  5. 梨状筋
  6. 腸脛靭帯

上記の筋肉や靭帯をリリースしてゆきます。

後脛骨筋

足裏のアーチがしっかりしていないと膝から下がグラグラして安定できなくて、全身がブレたり膝痛の原因となります。足裏のアーチをしっかり作るためには、後脛骨筋の調整が有効であり、この筋肉がスムーズに動くようにアプローチします。

腸脛靭帯

この靭帯は、骨盤の前部ASISから股関節骨頭~腓骨まで跨いでいます。足の外側に付着しているので、この靭帯が緊張すると、足も外に開きガニ股になりやすく、膝に負荷がかかります。この靭帯をリリースするには、相反神経の作用を利用することが有効です。相反神経作用とは、足内側の筋肉に力を入れると外側の筋肉がゆるむという作用です。こうして外に開いた膝を正常に戻すことで膝への負担が軽減されます。

膝窩筋

膝がスムーズに動かなくなる原因の一つに、膝裏の膝窩筋という筋肉の硬直が挙げられます。膝裏に適切な刺激を入れることで、膝窩筋をうまく調整し、膝伸展をスムーズに行えるようになることで、膝の負担を軽減します。

運動療法

膝を内側方向に閉じる力を鍛えることで、膝が外に開いてしまうことを避けることができます。内側方向にはたらく筋肉を日常生活の中で使うことは少ないので衰えやすい傾向があります。運動療法は身体を整える上で必須と言っても過言ではありません。

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